ブリヂストンから発売のツアーB JGR HF3アイアンについて、最新情報を取り上げます。
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ツアーB JGR HF3アイアン
ツアーB JGR HF3アイアンは、過去にHF1、HF2が発売されています。メーカーの公式説明の中では継承関係についての記述は見つかりませんでしたが、形状、ターゲットゴルファーを考えると、HF1アイアンの後継と考えてまず間違いなさそうです。
アイアンにもSP-CORを搭載
出典:https://www.bs-golf.com/bs-products/tourb/jgr/iron/
公式発表前からドライバ―のチラ見せでソールの黄色いネジが話題となっていました。それこそがSP-CORだったわけですが、ドライバーでの説明の中では、フェースの裏側から点で支える構造・仕組みをSP-CORと呼ぶように読み取れました。
しかし、アイアンでは、中空ヘッドの内部に振動吸収ポリマーを充填した構造をSP-CORと呼んでいます。
点で支える構造ではないですが、「フェースの反発をコントロール」と説明されていますので、ポリマーにより反発性能のルール超過を抑える仕組みをSP-CORと呼んでいるようです。
いずれにしても、アイアンでもSP-CORが搭載され、ドライバー同様ミスヒットに強く、アイアン特有な点として心地良い打感を生み出してくれます。
ディンプルフェース
出典:https://www.bs-golf.com/bs-products/tourb/jgr/iron/
フェースの裏面にディンプルが施されていて、ミスを許容する効果を発揮してくれます。これを見た時に、クラウンに多数の穴が開けられたタイトリストのVG3ドライバーに搭載されたチーターテクノロジーが頭に浮かびましたが、全くことなります。
チーターテクノロジーは穴が貫通し、軽量化のためのものですが、ディンプルフェースは穴ではなく凹みであり、ミスへの許容性を高めるためのものです。
ちなみに、ボールのディンプルは空気の流れを制御するものですから、こちらとも機能性が異なります。
パワースリット
フェース下部のL字に曲がった部分に、裏側から窪みが施されています。このスリットが前作比で150%となったことで、初速性能が向上しています。
ツアーB JGR HF3 アイアンのスペック
番手 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | PW |
ロフト角 | 22 | 25 | 28 | 33 | 38 | 44 |
ライ角 | 61 | 61.5 | 62 | 62.5 | 63 | 63.5 |
長さ | 特注 | 37.75 | 37.25 | 36.75 | 36.25 | 35.75 |
FP | 2 | 2.25 | 2.5 | 2.75 | 3 | 3.25 |