ゼクシオイレブンアイアン（XXIO 11）の試打・評価・解説【発売日・発売価格も決定】

ゼクシオ XXIOの11代目モデルとして発売のゼクシオ11アイアンについて、試打、評価、スペックなど、製品の特徴について詳しく取り上げます。

ゼクシオ11代目となる2020年モデルは、2種類のアイアンが発売される

ゼクシオの2020年モデルは、従来と異なり、レギュラーモデルのゼクシオ11アイアンと、しっかり振りたい人向けのゼクシオX（エックス）アイアンの2種類となっています。

前作までは、ゼクシオでは軽過ぎ・柔らか過ぎなど、物足りなさを感じる人向けに、しっかりめ・重めのmiyazakiモデルがありました。

今作では、ヘッドそのものが異なるX（エックス）を用意することで、アベレージ・セミアスリートにしっかり対応した形になっています。

出典：https://sports.dunlop.co.jp/golf/xxio/technology/11/

ゼクシオ11アイアンは、ヘッド下部に新たな溝を追加されています。ボディ下部が撓むことで、反発性能が上がり、打点が下方向にずれてもボールが上がりやすくなっています。

前作のゼクシオ10アイアンの特徴として、ストロングロフトと長尺化による飛距離性能を高めた点が挙げられます。

今作のゼクシオ11アイアンでは、ストロングロフトが更に進んでいますので、より飛距離性能を高めた設計になっています。

POINT

ゼクシオ11の目玉の一つとして、ウェイトプラステクノロジーというグリップ側に重量を寄せた、所謂、カウンターバランス設計が採用されている点です。

ウェイトプラステクノロジーはアイアンだけでなくドライバーにも採用されていて、グリップ側に重量感を持たせることで、相対的にヘッドが軽く感じられます。

スイング時のヘッド重量負荷が押されられるため、トップポジションやスイングそのものが安定し、ふりやすく、ショットの正確性につながります。

出典：https://youtu.be/5qWikhQA7e4

ストロングロフトにより、ボールを飛ばすエネルギーは、上より前方向に配分されることになります。

球の上がりやすさが損なわれないかが懸念されるところですが、トゥ側下部に高比重金属ウェイトが搭載されていますので、低重心でボールが打ち出しが高くなるように重心調整されています。

▼ヘッド内部構造を詳しく解説した動画です。

ゼクシオ11アイアンは、従来と同様にしっかりとしたグースネックで、ボールをつかまえて上がりやすくなっています。

前作のゼクシオ10アイアン（写真右）と比べてみると、ゼクシオ11アイアン（写真左）の方がリーディングエッジが奥に引っ込んでいるように見えますので、よりボールのつかまり感を強く持てそうです。

ヘッドスピードが遅い人だと、吸い付く感じがして前作よりも打感、抜け感が良くなっている。

ヘッドスピードが遅くても飛ぶ。

ヘッドスピードが速いと、ゼクシオX（エックス）アイアンの方が打感は良い。

ドライバー同様に振り抜きやすい。

ゼクシオ10アイアンの方がシャフトがしっかりしている。

ストロングロフト・長尺化が特徴だった前作よりも、さらに1°、ストロングロフトになっています。クラブ長さは変わりません。

ゼクシオ11アイアンの発売日は、2019年12月7日が予定されています。発売価格は、シャフトにより異なります。

ゼクシオ MP1100 カーボンシャフト（ネイビー／レッド）
5本セット（＃6〜9、PW）：120,000円＋税
1本（＃5、AW、SW）：24,000円＋税
N.S.PRO 860GH DST for XXIO スチールシャフト
5本セット（＃6〜9、PW）：95,000円＋税
1本（＃5、AW、SW）：19,000円＋税

▼ゼクシオ10アイアンは、こちらをご覧ください。