2021年モデルのアイアンの中で、アベレージゴルファー向けのモデルで飛距離性能が高いアイアンについて、おすすめモデルをランキングで紹介します。
ランキングを決めるに当たっては、2020年後期から発売されているアイアン、それより前でも未だに現行モデルであるアイアンを対象としています。
なお、ランキングの順位については、飛距離に加えて、やさしさ、使いやすさも踏まえ、楽に安定して飛距離が出やすいと感じられた順としています。
あくまで個人的な見解ですので、アイアン選びの際の一つの参考情報としてご覧ください。
目次
第1位 テーラーメイド SIM2 MAX OSアイアン
ここがポイント!
- 前作よりもロフトが0.5度立って、飛距離性能がアップ
- ディスタンス系でありながら、打感と打音にも優れている
テーラーメイドのSIM2シリーズから2種類のアイアンが発売されています。SIM2 MAX OSアイアンは、よりヘッドサイズが大きいモデルで、ロフトも立っていて、飛距離性能・直進性能に優れています。
とにかくやさしく扱えるため、ゴルフを始めたての方にもおすすめしたいアイアンです。
前作のSIM MAX OSアイアンよりもロフトを立ててあり、かつ、バックフェースに衝撃吸収素材が挿入されていますので、ディスタンス系でありながら打感も備わっています。
第2位 PRGR NEW eggアイアン
ここがポイント!
- 7番のロフト角が25°の超ストロングロフト設計
- 重心点が実打点に近い重心設計
PRGRのアベレージゴルファー向けシリーズeggから発売のアイアンです。7番のロフト角が25°で、おもいきりフェースを立てていますので、前に強く飛ばせます。
形状は、良くあるポケットキャビティの薄肉フェースでありながら、弾き感が強すぎることなく、打感も悪くありません。
重心位置が低く抑えられていますので、下目で捉えてしまったときの飛距離ロスが抑えられます。
なお、クラブ長さは7番アイアンで38.25インチあります。この長さが問題無く扱える方には、とてもおすすめのアイアンですが、長さが気になる方は、一度、試打されて感覚を確認されることをおすすめします。
第3位 ヤマハ インプレス UD+2アイアン
ここがポイント!
- 7番のロフト角が25°の超ストロングロフト設計
- フェースが長く、打点がブレやすい方にオススメ
「2番手上の飛び」で大人気モデルとなったインプレスUD+2の3代目アイアンです。
3代目も超ストロングロフト設計で、7番のロフト角は25°あります。恐らく25°が最近のアイアンで最もフェースが立っています。
ソールもどっしりとした分厚い形状になっていますので、球の上がりやすさ、ミスに対する許容性に加えて、ダフりにくさを発揮してくれます。
フェース面も従来モデルより大きくなっていますので、打点のブレ、ダフリを許容して欲しい方におすすめです。
第4位 タイトリスト T400アイアン
ここがポイント!
- 7番のロフト角が26°で飛距離が出やすい
- クラブ長さが一般のクラブと同じで使いやすい
タイトリストのT400アイアンは、Tシリーズまでの5モデルの中で最もやさしいアイアンです。
7番アイアンのロフト角は26°で、タイトリストながらディスタンス系で、これまでタイトリストを控えていた方も使いやすいアイアンです。
ストロングロフトのアイアンはクラブが長くなっているケースが多いですが、T400アイアンは7番の長さが37インチで、T100やT200など上級者も使うアイアンと長さが同じです。
ストロングロフトのアイアンを使いたいけど、長尺は苦手と言う方におすすめです。一般的なアベレージ向けのアイアンと比べると、球の上がりやすさ、つかまりが控えめに感じられると思います。
第5位 ゼクシオ 11 アイアン
ここがポイント!
- 直進性、球の上がりやすさ、つかまり、飛距離性能など、総合力にあるアイアン
- 幅広いゴルファーが使いやすい
ゼクシオアイアンは、これまでのモデルと同様に直進性に優れ、球が上がりやすく、アベレージゴルファーが扱いやすく総合力に優れたアイアンです。
強烈なストロングロフトではありませんが、年々、ゼクシオもロフトを立ててきていますので、飛距離性能も十分に備わっています。ミスに強く、振りやすいため、安定した飛距離性能を発揮してくれます。
第6位 ブリヂストン ツアーB JGR HF3アイアン
ここがポイント!
- 中空内部に振動吸収ポリマーが搭載され、打感が良い
- フェース裏面のディンプル構造により、ミスが許容される
2019年のJGRは、ドライバーも含めて非常に評価が高いモデルです。アイアンは、中空構造のストロングロフト設計が採用されています。
フェース下部の裏面のスリットが拡大され、ボール初速を高めてくれ、大きな飛距離を生み出してくれます。
第7位 キャロウェイ MARVIKアイアン
ここがポイント!
- インナーウェイトにより低重心化で球が上がりやすい
- ウレタン・マイクロスフィアにより打感も優れている
キャロウェイのMAVRIKシリーズのアイアンは、名前からはMAVRIK MAXアイアンが最もディスタンス系な印象を受けますが、最もロフトが立っているのはスタンダードモデルのMAVRIKアイアンです。
7番でロフト角は27°ありますが、クラブ長さが37インチに抑えられていますので、初めてストロングロフトのアイアンを使う方も、これまでと同じようなアドレスで振りやすくなっています。
キャロウェイのアイアンは、バックフェースにウレタン・マイクロスフィアという制振素材が搭載されていますので、飛距離は欲しいがソリッドな打感が苦手という方にオススメのアイアンです。
まとま
アベレージゴルファー向けの飛距離が出るアイアンについて、2021年モデルからおすすめモデルを紹介しました。
この記事で紹介したアイアンは、どれもディスタンス系のアイアンですが、長尺であったり、制振材が入っていたり、超ワイドソールだったりと、プラスアルファの特徴があり、得意とする分野、適したゴルファーに微妙な違いがあります。
飛距離に加えて求めたい要素を1つ2つ挙げてみると、自分に適したアイアンを絞り込みやすいと思います。