PINGのG710アイアンとG700アイアンについて、違いをまとめました。
目次
PING G710アイアンとG700アイアン
PING G710とG700は同じシリーズのアイアンです。左のG710アイアンは2020年に発売、右のG700は2018年に発売のモデルで、新旧の関係にあります。
どちらのアイアンもPINGでは飛び系として位置づけられていて、7番アイアンのロフト角が28°です。
同時期のPINGのアイアンの中で、最もロフトが立っているモデルです。
どちらも中空構造を採用
出典:https://clubping.jp/product/product2020_g710.html
G700アイアン、G710アイアン共に、中空構造が採用されています。
この構造を取ることで、フェースに撓みが生じ、大きな飛距離を生み出してくれます。
G710は精悍なブラック
G710アイアンが一際目を引くのは、仕上です。
従来のパール仕上げに、ブラックPVDが追加されていて、耐久性と耐食性に優れています。
G710は、ヘッドからネックまでブラックに仕上げられていますので、精悍な印象を与えてくれます。
基本的な性能・スペックは同様
ロフト・ライ・バンス、クラブ長さなど、基本的なスペックはG710とG700で同じになっています。
バックフェースのデザインは異なりますが、同じ中空構造で形状も似ています。
G710アイアンの公式サイトでも、基本的にG700と同じ視点でのモデル説明がなされています。
公式動画の中では、「PING史上で最も寛容性が高い」と説明がありますので、重量配分の見直しにより慣性モーメントは高められているのかもしれません。
PING G710アイアンとG700アイアンの試打・評価
G710アイアンの試打
- G700よりも打音が抑えられている。
- ディスタンス系で、楽なクラブ。
- 大きめのヘッドだが、ブラックになったことで、大きさを感じさせない効果がある。
- 中空アイアンだが、打感の柔らかさが感じられる。
- G710アイアンは高さがしっかり出て、ランが出ないため、高さで止めることができる。
- アイアンで飛距離が欲しい、高さが出ないという方におすすめのモデル。
G700アイアンの試打
- グリーンに止めることができるタイプの飛び系アイアン。
- G410よりも球をはじいてくれて飛ぶ。
- ロフトだけでなく、素材の力で飛ぶ。
- 対象ゴルファーは、打点がバラついてしまう方、年配の方で飛距離が落ちてきた方。
- PINGのアイアンは、モデルに付けられた数字が大きい方がやさしい。
- ヘッドはブレードが長くて、重心距離も長く見える。
- ソールがフラットで、バンスが付いているので、ソールがしっかり跳ねる。
- 少しダフり気味に入っても、ミスになりにくい。
- シャフトが軽いので、ヘッドスピードが速い人向けではない。
- 重たいシャフトを使うと、アスリートでも使える。