ゴルファーがアイアンショットに求める要素として、ボールの上がりやすさ、スピン、正確性などがあります。
中でも最もニーズが高い一つに飛距離が挙げられます。
この記事では、最近主流となっているストロングロフトのアイアンについて取り上げ、その傾向、主流モデル、どんなゴルファーに合うかを解説します。
目次
最近のアイアンは飛距離性能を重視したものが増えている
最近のアイアンの特徴を表す言葉として、「ストロングロフト」が挙げられます。
アイアンの商品説明の中で、見聞きしたことがあるゴルファーも多いかと思います。
「ストロングロフト」とは、文字通り強いロフトを表し、ロフトが立てて(垂直に近づく方向)あります。
ロフトが立つことで、上方よりも前方にエネルギーが使われるため、ボールの飛びが強くなります。
ストロングロフトのアイアンは、7番アイアンで25°のモデルもある
代表的なストロングロフトのアイアンのロフト角の数値を見てみましょう。
メーカー | モデル | 7番のロフト角 |
---|---|---|
ダンロップ | ゼクシオクロスアイアン | 25° |
PRGR | eggアイアン 2020 | 25° |
ヤマハ | inpres UD+2アイアン 2019 | 26° |
ブリヂストン | PHYZアイアン 2019 |
同じ7番のロフト角を、上級者向けの代表的なアイアンと比べてみましょう。
メーカー | モデル | 7番のロフト角 |
---|---|---|
スリクソン | Z785アイアン | 32° |
キャロウェイ | APEX PRO アイアン 2019 | 33° |
PING | BLUEPRINTアイアン | 34° |
上級者向けのアイアンと比べると、番手2つ分以上、立っています。
(どこかで聞いたフレーズですね)
2番手上であれば、飛距離性能が上がるのも当然です。
ここで懸念されるのが「ボールが上がるか」です。
ストロングロフトと言われるアイアンは、ボールが上がるようメーカー各社、工夫を凝らしています。
基本的にはソールに重量を寄せることで、低重心設計となり、打ち出しを高くしています。
その他にもシャフトが工夫されていて、例えばPRGRのeggアイアンでは、手元剛性で先端がはしることで、打ち出しが高くなっています。
おすすめのストロングロフトアイアン
ストロングロフトでおすすめのアイアンについて、下記の記事にまとめてあります。
各モデルの特徴も取り上げていますので、ご自分に合ったモデルを探してみてください。
ストロングロフトアイアンは、必ずしも全てのゴルファーに対して万能な分けではなく、ゴルファーのタイプによっては適さないというケースもあります。
ストロングロフトがどういったゴルファーに適しているかについて、下記記事にまとめてありますので、参考にしてみてください。