PRGR NEW egg フォージドアイアン 2019の試打・評価・解説

プロギアから発売のNEW eggフォージドアイアン 2019について取り上げます。

eggの2019年アイアンは2モデルある

eggアイアンの2019年モデルは、eggアイアンとeggフォージドアイアンの2種類が発売されています。

どちらのアイアンもポケットキャビティー構造で、超ストロングロフトのやさしく飛ばせるアイアンです。

eggアイアンの方はブレードとソールが厚くやさしさがあり、eggフォージドの方はブレードとソールがスマートで、軟鉄ボディーによるフィーリングの良さが特徴です。

本記事で取り上げるのは、写真右のeggフォージドアイアンです。

軟鉄鍛造ボディーという点からは、フィーリングや操作性を重視したモデルという印象を受けそうですが、超ストロングロフト設計となっています。

7番のロフト角は26°ですので、ディスタンス系の中でもかなりロフトが立っている方の部類になります。

参考までにeggアイアンの方は25°となっています。

eggアイアンと比べると、eggフォージドアイアンの方はトップブレードとソールの幅が抑えられています。トップラインの後ろからソール後方がのぞくこともなく、すっきりとコンパクトに仕上げられています。

ネックもFPが小さすぎず、ストーレートに近い形状をしていますので、飛び系でありながら、コントロール性能も取り入れた形状となっています。

出典：https://www.prgr-golf.com/product/irons/19-egg-forged-iron.html

フェース裏、ヘッド下部に、バックフェースグルーブとパワーグルーブの2種類の溝構造が施されています。

高初速エリアがフェース下部まで広がっていて、高い反発性能を発揮してくれます。

出典：https://www.prgr-golf.com/product/irons/19-egg-forged-iron.html

重心位置が低いため、芯の位置がアマチュアゴルファーの実打点に近くなっています。グルーブ構造も相まって、ハーフトップなどフェースの下目で捉えてしまった場合に、飛距離のロスが抑えられやすくなっています。

7～9、Pの4本セットで96,000円。6、A、As、Sの単品は24,000円。