ゴルフクラブはウッド、アイアンといった種別があり、さらに3番、5番といった番手があります。「3番ウッド」、「5番アイアン」といった呼び方が一般的ですが、別の名称もあります。
フェアウェイウッドにも番手別に呼び方がありますが、ここではアイアンの各番手の呼び方をご紹介します。殆ど使うことはないと思いますので、トレビア的に捉えてください。
目次
アイアンの番手は呼び方がある
人によっては、アイアンは5番からと思っている方もいらっしゃいますが、しっかり1番からあります。そして、呼び方も1番から9番まであります。
1番アイアン ドライビングアイアン Driving Iron
2番アイアン ミッドアイアン Mid Iron
3番アイアン ミッドマッシー Mid Mashie
4番アイアン マッシーアイアン Mashie Iron
5番アイアン マッシー Mashie
6番アイアン スペードマッシー Spade Mashie
7番アイアン マッシーニブリック Mashie Niblic
8番アイアン ピッチングニブリック Pitching Niblic
9番アイアン ニブリック Niblic
なお、8番アイアンをロフターと呼ぶ場合もあります。
名称の由来について
名称を見てみると、マッシー、ニブリックという聞きなれない言葉が出てきます。これらにも由来があります。
マッシー
フランス語で棍棒を表す「マシー」から来ているという説と、クラブのフォルムがスマートであることから、洒落ている男性を意味する「マッシャー」から来ているという説があります。
ニブリック
ニブリックはスコットランド語で「つぶれた鼻」という意味があり、アイアンは番手が下がるほどフェースが開き、クラブの顔つきがそのように見えたと言われています。
以上、アイアンの独特な呼び方を紹介しました。ウッドのドライバー、スプーンぐらいはゴルフ番組でも耳にすることがありますが、アイアンはどうでしょうか。「7番アイアン」と数字で呼んだ方が無難ではないでしょうか。