タイトリストから発売の620MBアイアンと620CBアイアンについて、違いをまとめました。
目次
タイトリスト 620MBアイアンと620CBアイアン
タイトリスト 620MBアイアンと620CBアイアンは、2019年後期に発売されているモデルです。
T100、T200、T300の3種を揃えたTシリーズアイアンとも同時に発売されています。
T100~300は718AP1~3の後継モデル、そして、620MB・CBは、718MB・CBの後継モデルと言われています。
620MBアイアンの外観
620MBアイアンは、718MBアイアンと同様にマッスルバック形状のアイアンです。
ブレードが薄く、ネックもストレートで、高い反応性と操作性を求めるツアープロや上級者に好まれる形状です。
620CBアイアンの外観
620CBアイアンは、キャビティーバック形状のツアーアイアンです。
キャビティー形状ですが軟鉄鍛造でトップブレードは厚くなることなく、軽やかに仕上がっています。
3番、4番は、タイトリスト独自の精密鍛造により、トゥ側・ヒール側にタングステンが配されていますので、キャビティー形状と相まって、安定感が高められています。
620CBは、少しだけグースがある
左が620MBアイアンで右が620CBアイアンです。
左の620MBアイアンの方は、オフセットがほぼなく、ネックがストレートになっていますので、意図した方向に打ち出しやすくなっています。
一方、右の620CBアイアンの方は、リーディングエッジが後ろに下がっていて、ややグースを持たせた形状になっています。球がほんのりつかまりやすくなっていて、直進性と飛距離性能をやや持たせた形状となっています。
ロフトは620MBの方が1°寝ている
番手 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
620MB | 21 | 24 | 27 | 31 | 35 | 39 | 43 | 47 |
620CB | 20 | 23 | 26 | 30 | 34 | 38 | 42 | 47 |
ロフト角は620MBアイアンの方が1°寝ていて、球が上がりやすいスペックとなっています。
620CBアイアンの方が飛距離性能をやや持たせた形にはなっていますが、キャビティーバックにより低重心になっていますので、球の上がりやすい形状となっています。
MBと比べて1°立っているとは言っても、7番のロフト角は34°です。球をしっかり上れられますので、ターゲット付近に上から落として、しっかり止めて狙いに行けます。
標準シャフトは同じ
620MBアイアン、620CBアイアンのいずれも、公式サイトで紹介されているシャフトは、トゥルーテンパー社製のAMT TOUR WHITEです。
- 硬さ:S200
- 重量:109~130g
- 調子:手元