中級者向けのアイアンで、どのようなモデルが人気があるのか、ショッピングサイトのランキングを元に調べてみました。
なお、アイアンが中級者向けかどうかは、メーカーにより言及されているものは殆どありませんので、筆者の判断となります。この点、ご承知置き下さい。
目次
第1位 スリクソン Z585アイアン
スリクソンのZ585アイアンは、2018年モデルのやさしい方のモデルです。2020年モデルのZX5が出たことで、マークダウンによりコスパがぐっと上がっています。
ZX5はキャビティー感が弱まったため、少しハードになったとも言われていますので、ポケットキャビティー構造がしっかりしているZ585アイアンを敢えて選ぶゴルファーもいます。
ここがポイント!
- アスリート向けながらポケットキャビティー構造でミスに強い
- 操作性よりも飛距離にウェイトを置きたい方におすすめ
第2位 タイトリスト T200アイアン
タイトリストの4種類あるTシリーズアイアンの中で、T200アイアンは上から2番目のモデルです。
中空構造+タングステンという今時のアイアンで、トゥ、ヒール方向にウェイトが配置されていますので、慣性モーメントが大きく弾道がブレにくいのが特徴です。
フェースは鍛造のL字型形状のものが採用されていて、ソール側まで伸びていますので、フェースの下目で捉えてしまっても、飛距離の低下が抑えられます。
ここがポイント!
- 打点がバラつきやすい方は、大きな慣性モーメントで助けられる
- L字型の鍛造フェースにより、下目でのヒットに強さを発揮
第3位 キャロウェイ Xフォージド スターアイアン
Xフォージドスターアイアンは、「Xフォージド」の名を冠しながらも、キャロウェイではやさしいモデルを意味する「スター」が付されています。
飛距離性能を求める市場ニーズに応えたモデルで、7番のロフト角は29°と前に強くスペックになっています。
7番のロフトが30°を切っていますが、軟鉄鍛造のアイアンのため、飛距離性能がありつつ打感も備わっている貴重なアイアンです。
ヘッドサイズも大きめになっていますので、Xフォージドよりも安心感があります。
ここがポイント!
- 7番でロフト角29°あり、中級者向けとしてはストロングロフト
- 飛距離性能と打感の両立が欲しい方におすすめ
第4位 テーラーメイド P790アイアン
テーラーメイドのP790アイアンは、中空構造+タングステンの組み合わせが採用されていて、Pシリーズの中で最もやさしいアイアンです。
マッスルバックにも見えそうなぐらい、すっきりとしたデザインも人気の理由の一つです。
7番のロフト角は30.5°で飛距離を重視したスペックでありつつ、ヘッド内部にはスピードフォーム充填剤が搭載されていますので、打感にも優れています。
ここがポイント!
- ヘッド内部にタングステンウェイトが搭載され、打点のブレに強い
- 弾道高さも有り、大きく飛ばせて狙いにも行ける
第5位 本間ゴルフ TW747 Vxアイアン
本間ゴルフのTW747シリーズから発売のTW747 Vxアイアンです。TW(ツアーワールド)は本間ゴルフのアスリート向けラインですが、TW747 Vxアイアンは軟鉄鍛造ヘッドのトゥ側にはタングステンが搭載され、やさしさが備わっています。
7番のロフト角は30°で、ボールを前に強く飛ばすことができます。
ここがポイント!
- 軟鉄鍛造で打点部が厚く、打感・打音に優れている
以上、中級者向けのアイアンについて、人気のモデルを紹介しました。
ランキング形式については、ネットの大手販売店が発表している販売ランキングを参考にして順位を付けましたので、実際の店頭での売れ行きと大きく乖離することはないのではないかと思います。アイアン選びの参考になさってみてください。