タイトリストのT100SアイアンがUSサイト等に掲載されています。T100のストロングロフト版アイアンとなるT100Sアイアンについて、モデルの特徴・スペック・発売日・発売価格など最新情報をまとめました。
目次
タイトリスト T100Sアイアンの特徴
タイトリスト T100Sアイアンは、2019年モデルのT100アイアンのストロングロフトバージョンです。ベースとなるT100アイアンは、日本の公式サイトにて「プレーヤーズ ツアーアイアン」と紹介されていて、実際にツアープロに使用されているアイアンです。
アスリート向けモデルがストロングロフト化というのは、何かの間違いではないかと一瞬思いましたが、ここ数年、あのゼクシオでさえもロフトを立ててきていますので、アイアン市場全体でこの流れが進んでいる表れとも言えます。
ロフト角は2°ストロングになっている!
モデル | T100 | T100S | T200 | T300 | T400 |
---|---|---|---|---|---|
3 | 21° | 19° | — | — | — |
4 | 24° | 22° | 21° | 20° | — |
5 | 27° | 25° | 24° | 23° | 20° |
6 | 30° | 28° | 27° | 26° | 23° |
7 | 34° | 32° | 30° | 29° | 26° |
8 | 38° | 36° | 34° | 33° | 29° |
9 | 42° | 40° | 38° | 38° | 33° |
P | 46° | 44° | 43° | 43° | 38° |
W | 50° | 48° | 48° | 48° | 43° |
W2 | — | — | — | 53° | 49° |
W3 | — | — | — | — | 55° |
気になるストロング具合ですが、ロフト角はきれいに2°立っています。7番のロフト角はT100アイアンが34°でしたので、T100Sでは32°となります。
2°立ったとはいえ、まだまだアスリート向けのロフト設定には違いありませんが、上級者にとってこの2°は大きな違いが生まれそうです。
ゴルフクラブの飛距離とコントロールはトレードオフの関係にありまして、特にアイアンはコントロールが求められるクラブですが、そのデメリットよりも飛距離アップのニーズが強いということでしょう。
ネック形状はほぼ同じか?
公式サイトに掲載されているT100SとT100のネックを並べて比較してみました。左がT100Sでして、恐らく同じ7番アイアンを掲載していると思われますが、映像でみる限り、FPは変わらないように見えます。
これまでT100を使用していたゴルファーが、違和感なく移行しやすいように配慮されているのかもしれません。
ちなみにこちらはバックフェースです。外観もネックも同じに見えます。
T100Sアイアンの日本モデルの発売は?
日本モデルについては、現在のところ発売されるかどうか、情報が確認取れていません。T400アイアンも日本の公式サイトでは掲載されていませんので、日本モデルとしての発売がなされるかは不明です。
なお、先ほどのスペックの比較はUSモデル同士の値です。日本モデルはT100が1°ストロングになっていますので、日本でもT100Sが発売された場合、2°ストロングだとすると7番アイアンは31°となります。
T100Sアイアンの発売日
現時点ではUSモデルについての情報となります。発売日は2020年3月27日が予定されています。日本モデルについての情報が確認できましたら、当サイトで取り上げます。